大野市和泉地区下山の荒島谷川に流れる滝。まぼろしの大垂と言われる。
この滝については和泉地区に残る資料において、その概要などを紹介したものが見当たらず、何故まぼろしと云われるのかについても不明であります。わかっているのは上段と下段の二つに分かれた滝であること,そしてなかなかその全景を見ることはできないと言われていることから、まぼろしと云われるのかと推察するだけです。落差70メートの豪快な滝で、非常に素晴らしい景色であることは事実のようですが、なかなか近づけない・・・やはり幻のようです。
以前は荒島岳への登山コースの一つである、旧「下山コース」の途中で見ることができましたが、現在は新しい「下山コース」が開かれその新コースからは見ることはできず、また、旧「下山コース」は不明で、残念ながら滝を見る場所に至るコースの紹介はできません。